株式投資と新NISA資産経過報告

はじめに

前回のブログでは、定期の資産報告とつみたて投資枠における金融商品について解説を行いました。今回のブログでは、定期の資産報告と株式投資についての解説を行っていきます。

投資における一つの選択肢である「株式投資」とはどのようなものなのかについて説明していきます。

株式投資とは、企業が発行する株式を購入して所有することで、その企業の所有権の一部を持つことを指します。株式投資家は、企業の成長や収益の増加に伴い、株価の上昇による利益を得ることを目指す投資活動です。

株式投資には、大きく分けて次の3種類があります。

成長株投資家は、将来的な収益成長が期待される企業の株式を選びます。これらの企業は業績が拡大し、株価も上昇する可能性が高いとされています。

バリュー株投資家は、相対的に割安で評価されている企業の株式を選びます。これらの企業の株式は潜在的な企業価値に対して低い株価となっており、将来的に株価が潜在的な企業価値に追いつくことを見込んで投資します。

インデックス投資家は、特定の株価指数の動きに連動する上場投資信託やインデックスファンド（株式指数に連動する投資信託）を購入します。これにより市場全体の動向にしたがう投資を行います。

ここからは、株式投資におけるメリットとデメリットについてまとめていきます。

株式投資のメリットとしては、比較的短期間で資本を増やすことができたり、配当収入を受け取ることができるということが挙げられます。また、株式投資は、異なる企業やセクターに投資できるため、リターンの多様性を確保できるという点もメリットとなっています。

一方、デメリットとしては、価格が変動するリスクがあるということが挙げられます。株価は市場の動向や企業の業績に影響され、急激に変動することがあります。投資額の一部、または全額を失う可能性もあります。

株式投資には様々な手法がありますが、新NISAでの資産形成にはインデックス投資が向いています。特に投資初心者の場合、インデックス投資一択でよいでしょう。

成長株投資やバリュー株投資では、個別株式やアクティブファンド（インデックスファンドでない投資信託）を購入することになります。

個別株式は価格変動が大きく、業績悪化時に株価が暴落することもあり、かなりリスクの高い投資となります。タイミングよく売買する必要があり、初心者には敷居が高いです。

アクティブファンドは信託報酬（手数料）が高いものが多く、その影響で利益が目減りします。特に長期間の投資では、その影響が顕著です。手数料以上に利益が出ればよいのですが、80%～90%のアクティブファンドは、インデクスファンドに勝てないという調査結果があります。

これらのことから、長期の積み立て投資で資産形成するための制度である新NISAでは、インデックスファンドに投資することが大前提となります。色気を出さずに、素直にインデックスファンドを購入しておくことが、お金に困らない未来への近道になるでしょう。

成長投資枠で保有している投資信託は、eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）と、eMAXIS Slim 全世界株式です。これらの口数と基準価額、評価額、評価損益は次の通りです。

2024年2月17日時点。増減は先週比。

つみたて投資枠で保有している投資信託は、eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）と、eMAXIS Slim 全世界株式です。これらの口数と基準価額、評価額、評価損益は次の通りです。

2024年2月17日時点。増減は先週比。

2024年2月18日時点での総資産は、1,144,241円（先週比+24,773円）となりました。

今週の基準価額の推移は次の通りです。