はじめに
前回のブログでは、定期の資産報告と国債投資について解説を行いました。今回のブログでは、定期の資産報告と副業についての解説を行っていきます。
副業について
今回のブログにおいては、資産を増やす手段の一つである、「副業」についてまとめていきたいと思います。
副業とは、本業以外の収入を得るために行われる副次的な仕事のことです。公務員の場合は副業が禁止されていますが、一般的な企業では副業が認められる場合もあります。
ただし、副業の可否は企業によって異なるため、自分が勤めている企業のポリシーや規定に注意が必要です。
副業の種類
代表的な副業としては、次の3つが挙げられます。
- ネット系
- 労働系
- 投資系
ネット系
副業の種類は主に3つに分けられますが、最初にネット系の副業についてまとめていきます。ネット系の副業には、せどりやクラウドソーシング、ポイントサイト、動画編集などがあります。
ネット系の副業は、時間を柔軟に調整できたり、自宅で収入を得ることができるという利点があります。しかし、初めのうちは大きな収入を得ることが難しい場合や、スキルが求められることが多いというデメリットも存在します。
労働系
次に労働系の副業について説明します。労働系の副業は、一般的なアルバイトや治験など、働いた分だけ収入を得ることができるタイプの副業です。
労働系の副業では、働けば働くほど収入が増えるという利点があります。しかし、デメリットとしては、拘束時間が長くなる場合や、本業に支障が出る可能性があるということが挙げられます。
投資系
投資系の副業とは、投資を通じて副収入を得ることを指します。この副業では、成功すれば資産を増やすことができますが、失敗した場合には資産を失う可能性もあります。今私が運用している新NISAも、このような副業の一つです。
副業のメリット・デメリット
ここからは、副業におけるメリットとデメリットについてまとめていきたいと思います。
副業のメリットとしては、さらなる収入源の確保という点が挙げられます。会社勤め等で得ている給料に追加し、より多くの資産を得ることができます。
副業のデメリットとしては、税金の処理が挙げられます。副業で一定金額以上の収入がある場合、自ら税金の処理(確定申告)を行う必要があるので、そういった作業の手間がかかります。
また、副業を行うことにより疲労がたまったり、それにより本業へ支障が出る可能性があるといった点もデメリットの一つです。
今回は、副業の種類とそのメリット・デメリットについて分かりやすくまとめました。次回のブログでは、副業の具体的な種類や手段についてまとめていきます。
30年の投資経験を持つ父からのコメント
今回の副業の話題は、資産形成を進める上で非常に重要です。もしかすると、最も重要な話題かもしれません。
その理由は、投資に投入した金額が多いほど、得られる利益が大きくなるからです。当たり前のことを言っているように思えますが、これが意外と重要なことなのです。
投資をする上では、目標があるかと思います。具体的な金額でもいいし、老後を贅沢に過ごしたいとか、早くリタイアしたいとか、人によって異なるとは思いますが、何らかの目標があるはずです。
その目標を早く達成するにはどうすれば良いでしょうか?
投資による利益は、次の2つで決まります。
- 投資による利率
- 投資に投入する金額
目標を早く達成する一つの方法は、利率が大きい投資対象に投資することです。しかし、そのような投資対象はリスクも大きく、資産を失う可能性も高いです。
資産1億円を目指すこのブログでは、米国株式(S&P500)や全世界株式などのインデックス投資(株式投資)を行っており、利率を大きくすることはできません。
したがって、目標を早く達成する唯一の方法は、投資に投入する金額を増やす(入金力を高める)ことです。副業による収入を得ることは、目標を早く達成するのに非常に重要であることが分かります。
もちろん本業での収入アップでもよいのですが、ほとんどの人にとって簡単なことではないですからね。
入金力の違いが目標(1億円)の達成にどの程度影響を与えるのか、マネーフォワードの資産運用積立シミュレーションを使って、確認してみました。
毎月5万円を積み立てた場合
毎月10万円を積み立てた場合
毎月5万円を積み立てた場合は約29年、毎月10万円を積み立てた場合は約23年で目標の1億円に到達します。入金力を高めると、目標が早く達成されることが確認できました。
ここで何か気づくことはありませんか?実は、積み立て金額を2倍にしても、1億円に到達する期間は20%程度しか短縮されないのです。
副業で稼ぐことは非常に重要であることは間違いありません。但し、それ以上に大切なことは、インデックス投資をできるだけ早くスタートし、それを継続することなのです。このことを忘れないようにしましょう。
新NISAの資産推移
新NISA 成長投資枠
成長投資枠で保有している投資信託は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と、eMAXIS Slim 全世界株式です。これらの口数と基準価額、評価額、評価損益は次の通りです。
口数 (増減) | 基準価額 (増減) | 評価額 | 評価損益 | |
S&P500 | 209,116 (±0) | 28,519 (+1053) | 596,377 | +86,364 |
全世界株式 | 238,413 (±0) | 24,117 (+820) | 574,980 | +74,957 |
合計 | 1,171,357 | +161,321 |
新NISA つみたて投資枠
つみたて投資枠で保有している投資信託は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と、eMAXIS Slim 全世界株式です。これらの口数と基準価額、評価額、評価損益は次の通りです。
口数 (増減) | 基準価額 (増減) | 評価額 | 評価損益 | |
S&P500 | 11,506 (±0) | 28,519 (+1053) | 32,813 | +2,813 |
全世界株式 | 13,528 (±0) | 24,117 (+820) | 32,625 | +2,624 |
合計 | 65,438 | +5,437 |
総資産
2024年3月24日時点での総資産は、1,236,795円(先週比+43,889円)となりました。
今週の出来事と基準価額
今週の基準価額の推移は次の通りです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | eMAXIS Slim 全世界株式 | |
2024.3.15 | 27,466円 | 23,297円 |
2024.3.16 | ー | ー |
2024.3.17 | ー | ー |
2024.3.18 | 27,422円 | 23,291円 |
2024.3.19 | 27,588円 | 23,385円 |
2024.3.20 | ー | ー |
2024.3.21 | 28,277円 | 23,894円 |
2024.3.22 | 28,519円 | 24,117円 |
今週は、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の基準価額が1000円以上も上昇しました。この理由としては、米国のエヌビディア等の半導体メーカー株が上昇していることが一つの要因だと考えます。
このまま順調に基準価額が上昇していけば気分は良いですが、基準価額が下降しようが暴落しようが、投資方針に影響はありません。ひたすらコツコツとインデックス投資を続けるのみです。