不動産投資と新NISA資産経過報告

はじめに

前回のブログでは、定期の資産報告と株式投資について解説を行いました。今回のブログでは、定期の資産報告と不動産投資についての解説を行っていきます。

今回のブログにおいては、投資における一つの選択肢である「不動産投資」とはどのようなものなのかについて説明していきます。

不動産投資とは、不動産を買って持ち続けることで、家賃収入や不動産の価値の上昇などから収益を得る投資です。要するに、不動産を所有して利益を生むことが不動産投資というものです。

不動産投資には、大きく分けて次の3種類があります。

賃貸不動産投資とは、物件を購入し、家賃を受け取ることで収益を得る投資です。住宅や商業施設などの不動産を購入し、その賃料によって利益を得ます。

不動産投資信託とは、複数の不動産プロジェクトに投資することができる投資信託です。証券取引所において取引することができます。

不動産開発とは、土地を取得し、建物を設計・建設して将来の売却や賃貸収入を見込むことが目的です。駐車場や駐輪場などもこれに当てはまります。

ここからは、不動産投資におけるメリットとデメリットについてまとめていきます。

不動産投資のメリットとしては、安定した収入を得られるという点が挙げられます。賃貸不動産投資では、テナントからの家賃収入が安定した収入となります。これにより、一定の収益を確保できる可能性があります。また、その他のメリットとしては、インフレに対する保険として有効であるということが挙げられます。

不動産投資のデメリットとしては、初期費用が高額であることが挙げられます。不動産投資は高額な資本投資が必要となるため、初期投資のための資金の調達（融資など）が難しいという点が挙げられます。また、その他のデメリットとしては、物件管理とメンテナンスに手間やコストがかかることなどが挙げられます。

今回は、不動産投資の種類とそのメリット・デメリットについて分かりやすくまとめました。不動産投資は初期費用やコストがかかる一方で、安定した収入を得る強みがあります。一定の資産があれば、不動産投資を検討する価値があることが分かりました。

賃貸不動産投資を成功させるためには、初期投資のための資金が確保できることと同時に、物件の目利きができることが条件となります。

賃貸不動産投資で大きなリスクの一つが、所有物件の価値下落です。所有物件の価値さえ下落しなければ、どんなことが起こっても対応できます。一方、価値が下落してしまうと、身動きが取れなくなる可能性があります。

例えば、急に現金が必要になった場合、所有物件の価値が維持あるいは上昇していれば、その物件を売却することで現金を確保できます。しかし、所有物件の価値が下落していると、売却すると損失が出ることになり、最悪のケースではローンだけが残ることになります。

したがって、価格の上昇が見込める物件、最低でも価格が維持できる物件かどうかを見分ける目が必要です。

また、良い物件の情報を提供してもらうための人脈も必要です。いくら目利きができても、情報が入手できなければスタートラインにも立てません。

さらに、購入を即断即決する度胸も必要です。良い物件は、一瞬で売れてしまうことも多いためです。

不動産投資の専門家がひしめき合う業界の中で、良い物件を手に入れることは非常に困難であることが分かると思います。

以上のことから、普通の人が不動産投資をする場合、不動産投資信託を購入するのが一般的でしょう。証券会社で少額から購入することができ、とても便利です。

但し、長期にわたる資産形成を考えたとき、投資の主軸はやはり株式投資にするべきです。過去の実績を見ると、株式投資の方が圧倒的に利回りが高いためです。不動産投資は、総資産の数%にとどめておくのがよいでしょう。

成長投資枠で保有している投資信託は、eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）と、eMAXIS Slim 全世界株式です。これらの口数と基準価額、評価額、評価損益は次の通りです。

2024年2月23日時点。増減は先週比。

つみたて投資枠で保有している投資信託は、eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）と、eMAXIS Slim 全世界株式です。これらの口数と基準価額、評価額、評価損益は次の通りです。

2024年2月23日時点。増減は先週比。

2024年2月23日時点での総資産は、1,139,461円（先週比-4,780円）となりました。

今週の基準価額の推移は次の通りです。